プロパー仕入れの基準
プロパー仕入れ基準
それでは、私のプロパー仕入れの基準についてお話したいと思います。
まず、私がプロパー仕入れにおいて重要視しているポイントですが、
1、Amazonランキング
2、状態
3、出品者数
4、Amazon相場(売りに出す価格)
となります。
これが私がプロパー仕入れする時に最重要視しているポイントとその順番になります。
それではまず、1番重要視しているランキングからご説明させて頂きます。
ランキング
このランキングが一番重要なポイントで、仕入れた価格より値下がりしてしまうリスクがあるプロパーをいかに早く利益を出して売り抜けるかにおいてランキングは最重要と言えます。
では実際に私がプロパー仕入れに基準としているAmazonランキングですが、
ランキング20万以内です。
私の今までの経験上ランキング20万以内であれば7割くらいの確立で1ヶ月以内に売れていきます。
確かに経験則ですから売れない事もあります。確実に売れる売れないを見極めるには経験しかありません。
しかし何の基準も無く買うのであればこの20万以内というランキングは是非参考にしてほしいと思います。
あとポイントとしては出版日に新しい物を選ぶとなお安全です。
ISBNですが、978から始まっている物と4から始まっている物があります。
978から始まっている物は2007年以降に出版されたものですから、できるだけISBN978から始まる物を選んだ方が安全です。
ランキングだけが重要ではありませんが、一応ランキングは20万以内を目安として下さい。
状態
ランキングの次に重要となってくるのが、この状態です。
状態は購入者さんの立場になって考えてください。
購入者さんは中古であれど、できるだけキレイで安い物を購入したいと考えます。
いくら値段が安くても書きこみがあったり、汚れている物なら少々高くても状態の良い物を購入すると思います。
ですから、ランキングと合わせ、できるだけ状態の良い物を選ぶ事が早く売り抜けるポイントになってきます。
出品者数
続きまして、出品者数です。
この出品者数ですが、意外にあまり見ていないせどらーの方が多く、この出品者数を気にするのと、しないのでは、損するリスクが大きく変わっていきます。
それでは例えばですが、出品者数が20人もいる本があるとします。
当然この20人は自分の出品を最安値にして早く売り抜けたいわけです。そこでこの20人が最安値をキープする為に一日1円の値下げを行うとします。
20人全員が1円を下げると1日20円の価格の下落が起きます。
そして2日で40円、3日で60円というふうに物凄く値下がりが早いという現象が起きます。
プロパー仕入れの場合、仕入れ額を割ってしまったら赤字ですので、できるだけ値下がりのリスクは回避しなくてはなりません。
その事からできるだけ出品者数は少ない方が良いと言えます。
私のプロパー仕入れの時、意識している出品者数は10人までです。
なぜ10人かと言うと出品者が20人もいる商品は仮にランキングが高くても、それだけ出品者が多いという事は、たまたまその商品が売れてランキングが上がった可能性があるからです。
本当に売れ筋商品でランキングが高いのなら、売れるので必然的に出品者数は少なくなると思います。
なので私は10人を基準にしています。
Amazon価格
意外にも最後にAmazon価格を見ます。
では具体的な例をあげてご説明させて頂きます。
プロパーというのは定価の半額で売りに出されるという事がブックオフのマニュアルだと思います。
そこで、まずできるだけ定価の高い本を選びます。できれば定価2000円超えの物が理想です。理由は定価とブックオフの売値の差が大きくなるからです。
定価2000円の本なら、プロパー価格は1000円で売り出されます。定価との差は1000円です。
この差額1000円の間で勝負します。
私の基準でいくと先程ご説明させて頂きました上の基準をクリアーしていれば、サーチしてAmazon相場が1500円以上なら買いです。
1000円で買って1500円で売ると利益は大口出品者の場合で約300円程度になります。
300円て・・・と思われるかもしれませんが、これはあくまで最低基準です。
しかし上に書いた基準を満たしている場合はかなりの高確率で300円を手に入れることができます。
基準を満たしているのを最低条件に中には500円、1000円と利益がでる物もあります。
ですから、できるだけ定価の高いプロパーを狙ってサーチしてもらい、ある程度ブックオフの売値よりAmazon相場が高い場合、ランキング、状態などの条件を満たしていれば利益300円だろうが私は仕入れます。
おそらくこの細かい利益を取るか取らないかが、稼ぐ稼げないの境目になってくるのだと私は思います。
以上が私のプロパー仕入れの基準です。
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