稼ぐために重要な仕入れの考え方
せどりは薄利多売が基本
せどりで稼ぐには仕入れが最も重要となってくるのですが、稼ぐために必要な仕入れの考え方についてお話しようと思います。
まず、せどりを始める多くの人が勘違いしているのが、せどりとは100円で買った本が1000円や2000円になるという事です。
これは決して間違いではないのですが、100円で買った本が1000円や2000円になるのは一昔前の事で現在2014年のせどり市場はそのようにはいきません。
確かに今も100円が1000円や2000円になる事はありますが、それはごく稀で基本的には「100円で仕入れて500円で売る」などの薄利多売がせどりで稼ぐ基本となってきています。
これは近年せどりをする人が増えたのが原因です。
100円コーナーに利益本が補充されてもスグに他のせどらーが仕入れてしまうので、100円が1000円、2000円になる本を見つけるのは昔と比べると極めて難しくなってきいます。
そこで重要なのが仕入れについての考え方です。
この考え方がしっかりしていないと、せどりを始めたものの稼げないからすぐ辞めるということに繋がってしまいます。
せどりの仕入れで重要な考え方は、大きく分けると3つあります。
それでは、1つずつご説明させて頂きます。
1.単Cは仕入れできない
現在のせどり仕入れで、まず頭においておかないといけないのが単Cは仕入れできないということです。
先程もお話させて頂きましたが、現在のせどり市場で単Cを20冊も30冊も仕入れることは難しくなってきています。
1冊当たりの利益を50円や60円など100円以下で狙う場合は沢山仕入れることもできるでしょうが、1冊売って100円以下の利益というのは、どうしても割に合ってきません。
最低でも1冊売って100円の利益は欲しいものです。
せどり初心者の方は、100円の単Cが1000円や2000円になると思い参入されたと思います。しかし現状は、こんなものです。
ですので、他の記事でお話していますが、単Cは稼ぐための仕入れではなく、プロパーの平均仕入れ単価を少しでも落とす目的で行います。
そして、単Cコーナーで仕入れする時は100円以上の利益本を10冊も仕入れできれば上出来と初めから頭において仕入れに行くことがモチベーションの維持の面で考えても大切です。
単Cでは稼げない
まずこの事を頭に置いておいてください。
2.薄利多売
せどりの仕入れで次に重要なのが薄利多売です。
せどりを始める人の多くが、せどりは100円で買った本が1000円になる2000円になると思われていますが、それは大きな間違いです。
確かに100円が1000円、2000円になることもありますが、あくまで、「1000円、2000円になることもある」ということです。
せどりの基本は薄利多売です。
大きな利益本だけを狙って一発で稼ぐことも作戦の1つだと思いますが、やはり1冊で1000円、2000円の利益が出る本というのは、なかなか見つかりません。
それなら簡単に発見できる200円や300円の利益本を細かく取って行く方が結局は稼げます。
イメージは3000円の利益を取るのに、1000円の利益本3冊ではなく、300円の利益本を10冊買うというイメージです。
それにいくら200円や300円でも売れればモチベーションが上がります。
これは私の経験則ですが、モチベーションが上がれば、売り上げも上がっていきます。
せどりは薄利多売で稼ぐ
この事を理解しておいて下さい。
3.薄利を狙っていると高額本を発見できる
そして、仕入れで重要な考え方の最後になりますが、高額本は薄利を狙っていると発見できるということです。
仕入れで重要な考え方1,2でせどりは薄利多売で大儲けできないという印象を受けられた方もおられると思いますが、心配しないで下さい。
せどりは今でも100円で買った本が1000円、2000円どころか5000円や場合によっては1万円近くなる事もあります。
しかし、重要なのはそういう高額お宝本は狙っても発見できないということです。
ある程度せどり経験を積んで目利きができるようになると、高額利益本は何となく分かるようになりますが、始めて間もない内からそれを見抜くというのは不可能です。
ですので、そういった高額利益本を発見するコツは薄利多売目的で仕入れを行って、数を当たるということです。
私でもそうですが、高額利益本というのは、薄利多売目的で仕入れをしていると、ポンっと現れるものです。
仕入れに2回行けば、1回は2000円や3000円の高額利益本に出会う事ができます。
やはり発見した時はモチベーションがグンッと上がります。
そしてその高額利益本が売り上げも上げてくれます。
ですので、高額利益本は荒探ししなくても、薄利多売をしていると自然に向こうから寄ってくるという事を分かっておいて下さい。
以上の3つの考え方を理解しておいて頂ければ、仕入れに行った時に「仕入れできない」とガッカリすることもなく、続ければ続けるほど経験が積み重なっていき、稼げるようになります。
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